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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0261 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 261 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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OCR読み取り結果

天津豪商

露國の豪
商の豪

銀行

印度商

天津商人の中には比較的豪商多く同盛和爲烏木刃邪〔文豐泰〔露〕邪〕永裕
德〔烏〕本〔在寧〕〔井〕豊泰〔露〕邪〕永裕
露商人には大等なる者少からず。其の最も有名なるは伊犂のウェレペにし
て新疆中第一等と稱せらる露元と伊動草〔顧〕〔同〕りに紅頭子に贈贈化〔〕彼は伊犂
に於ける露清官術の用達商人なり。露商の大部分は釧頭即ち開屋にて、繩頭囘民
の大部分は小賣商とす。露商の開店するは伊犂塔即巴哈台に多く烏魯木齊之
次ぐ但し北路にはバザール即ち市の開始なき爲め卸賣を得す。土着商開店する
なり。南路即ち商人旅店として物業とし、南路には新疆に
多き。印度人に故に借り露貨を購ふて商貨の買頭副業なるの觀あり。故に新疆には
金を印度人に故に借り露貨を購ふて商貨の買頭囘民少なからず。

商況斯の如き銀行至て少なく烏魯木齊囘民
清銀行〔銀清行人〕と爾道〔露〕の各支店あり。其他清人の設立に係るは唯烏魯木齊に天成號
京記號あるのみ。然れども天津或は經頭商の中に名あるは一般の信用厚く且
つ有名の都會には大抵支店を有するが故に容易に替金を託返すること等は容易な


第七章 産業

三三一