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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0325 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 325 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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吐爾屑特の濕〝パ〟巴〝錫〟所部凡そ三萬餘戸人口十六萬餘を率ゐ昨冬以來本年の夏に及び始めて露領に入る。蓋し露國嚴令を發して其の宗敎を基督敎に改めしめんとせしに因り。遂に學清國に復歸すべきに次し道を深く露を拒らんとするも情に堪へす。渥巴錫部にみ放國を墓らんするも大牛壁の地に出づ布魯特部に達せんとすること亦拒まる。渥巴錫維克部を凌ぎ人畜死亡する時は清廷依て渥巴錫を封して汗と爲し略咧沙爾の地旬日七萬餘口に過ぎて饑渴を凌ぎ人畜死亡する時は漸く游牧せしめ後勤清延は主庭の法を嚴にし命令堅く行はれ新疆全部五六に鳥什昌泰の變後清延官吏精選の地の諸方を流竄しつゝ窃に其の父
十年間の安泰を保ちた。然るに嘉慶二十五年(千八百張格爾の亂あり。是よりの事業を回復せんことを薩木克に謀る。乃ち浩罕に置れて機竊めに其の志を先き大湖查布那爾の子孫薩木克巴達克山の圍十五脱し諸方を流竄しつゝ窃に其の父延之を知り浩罕王邪爾爾に命じ薩木克を看守せしむ。薩木克機竊めに其の志を得ざりき。 薩木克死するの後其の夫子張格爾父の志を繼ぎて時を伺へり。時

第十一章 歴史の大要

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