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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0171 Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1
仏教美術研究 : vol.1
Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1 / 171 ページ(白黒高解像度画像)

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doi: 10.20676/00000287
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OCR読み取り結果

とが、百年の葛籠を暗々裡に而も止む時なく續けて来たのがわかる。この葛
籠こそ百邊にもなる劍である。之を塔と樹とを兩役とした無數の特殊な面
も常に同趣の果合として見なければ、到底之を述べ得られないのである。其
の初めは同様に何れも一粒の菩提樹の質が、或は風に造られ、或は
鳥に運ばれて、棟や破風の角に溜った塵の間に延ちられ、之が雨期に
入って發芽し生長し、其の細い根は太くなり、延べらるべき生育力で接
目を求めて入石境をも搖がし、之を壞す事には、熱帶の常に若木が大樹と
の重い石塔は何處も彼處も怖しい蛸の足の様な根でありつけられ、其の中
に後三十メートルを超える程長いものもある。風は之を指す。
が生ひ茂り、之をまでには、樹は大抵塔の運命の赴く所は一建物の頂に大樹
来る様になる。之をになれば、樹も倒れて了ふので建物の頂に出て時と共に動かす事にも持
合って居るになら宇、他ならず、終には、共に倒れて了ふのである。而して、其の崩
れる物護い響を森の奥深く聞くのも稀ではなかったのである。丁度我々がこ

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