National Institute of Informatics - Digital Silk Road Project
Digital Archive of Toyo Bunko Rare Books

> > > >
Color New!IIIF Color HighRes Gray HighRes PDF   Japanese English
0188 Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1
Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1 / Page 188 (Grayscale High Resolution Image)

New!Citation Information

doi: 10.20676/00000287
Citation Format: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR Text

す、犍陀羅特有の石で出て来る。犍陀羅に於ける青片岩は、恰もギリシア
に於ける大理石の如きものなのである。
乏で地理的穿索は終つたと考へられるのであつて、西北はカービシーに、東南はタクシャ
ギリシア風佛派の作品を見た地は、薊道に沿うナガラ Nagarahāra(スワート Swāt 及びデ
て、カビシ、ランバカ Lambaka、ウディーラム Uḍḍiyāna、ガンダーラ、
エラ Takhasila に決めて差支ない。斯くて此の流派の作品は、
ブネール Buner)に互ひ、インダス河の左岸にまで及んだのである。然しながら、
原始の發生地は、此の地方の重心とも、又眞に印度の控の間といつても
不可なき所であつたに相違ないのであつて、此の犍陀羅の原野は、常に農業
商業上富んでゐると共に、考古學の見地からも富んでゐる。此の事實を論證
するのは、最近のアフガニスタンに於ける考古學的踏査の最も重要な結果の
一である。

— 75 —