国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

> > > >
カラー New!IIIFカラー高解像度 白黒高解像度 PDF   日本語 English
0193 Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1
仏教美術研究 : vol.1
Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1 / 193 ページ(白黒高解像度画像)

New!引用情報

doi: 10.20676/00000287
引用形式選択: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR読み取り結果

けれども、漸く概括的に犍陀羅の爲に結論するのは充分でない。更に地圖
で、此の國の西端を見、同樣に東端を見れば、マーシル卿竝びにJohnMarshallの
立派な發掘で示された、かのタクシラ〔竝竝〕を以て接と連絡せる佛教の美術及び宗
教も、此處は、印度と他のアジアと連絡し、又、佛教の美術及び宗
れば、隊前や侵入軍の取つた所の舊道を進んだと考へるのが當然であると思
ふ。今、ヒンヅークーシュの物語風な隘路を越え、大きに於ても數通して、やが
て梵衍那〔竝竝竝〕の小嶺に達する。こに、之に於ても數繁な面
な佛教古蹟が雪嶺中にあるのを見て驚くのである。之に於ても頻繁な彫
路の傍家が始めて整面であつた事と思ふ。其の高い巖者は偶然にもあつて、この谷
谷を通つた富若しめた事と思ふ。彼等が此の彪大な絶壁を利用して、こ
に寺を守らしアヂンタの銘文にして明かに教ふるものならば、之等信
て居る。蓋し若しめたのので、其の山の不壊彪如く不滅なる姿を持つ
徒の造營が眞に永劫のものである事が解る。之等の聖堂聖像の結構には工作

— 72 —