National Institute of Informatics - Digital Silk Road Project
Digital Archive of Toyo Bunko Rare Books

> > > >
Color New!IIIF Color HighRes Gray HighRes PDF   Japanese English
0241 Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1
Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1 / Page 241 (Grayscale High Resolution Image)

New!Citation Information

doi: 10.20676/00000287
Citation Format: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR Text

生譚に遙かに多く得た所以を知るのであつて、之には何等前例の妨ぐるもの
は無く、其の思ふまゝに、動物なり人間なりあらゆる形で菩薩を現はす事が
出来たのである。(乙階圖第五第六)の本生譚は、サーンチーではバルハドよ
りも少く取つてゐる代りに、前述の第二監骨を求めて石門を飾つて、先づかの
遺骨を得る爲の階備へを始めとして、涅槃後の場面を現はしてゐる。從つて
當然佛陀の姿はない。(乙階圖第十ノ二。兩階圖第二十三ノ六三及び六四)

綜 合

之で中印度の古い佛教美術全體に亙つて見たものとして、之
についての鍵を得たとも考へられる。バルハット、佛陀伽耶、サーンチー、之
マーラヴァテーの圖形や額形に現はしてゐるあらゆる佛陀伽耶、サーンチー、論理
的で同時に歴史的な一種の配列を作る事も出来たのであるが、事情が複
から單純に移つて行き、又説明の立場に最も良い順序になつて来たのであ
難くて單純になつたかとも思はれる。問題は全體が少

— 32 —