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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0162 Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1
仏教美術研究 : vol.1
Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1 / 162 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000287
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度敎の主神溫藪Śivaと毘瑟笯Viṣṇuとであつたので、國王の特別の信心に依
つて、此の二神中何れかの大神殿の勸進があつたのである。例へば、アンコ
ールヴトでは、昔建物の頂に安置した像は、こゝに來る各階段四十が集
る所になつてゐる小房のあたに安置されてゐる。之は、毘瑟笯像が最も集
るパラマヴィシュヌローカParamavaiṣṇuloka王の像とするのか、之と同一に見做されし
この牛閒の小國王、神として祀られる名譽を得て居た事は、全く皇帝蓋
に於けると同じであつた鴛である。それでは、朝夕の印度人の禮拜時を除い
て、神像は、この石造の三重になつた四角な鷲の中央高所に淋しく安置さ
れてゐた神殿は、日本の金堂や歐洲の會堂の廣間を信者の爲に造つたの
印度の神殿には、諸君は之を希れない所であらうが、確かに、
は嘗て見ない。けれども、鬼も角、宏さを知らないカンボヂァの
何れの時を過ぎ、其の長い步廊や、宏々の建物が、廷臣や、巡
禮の休みの場になつてゐたので、近年修經たアンコールヴトで行はれた士
地の大祭を見たが、之で、往時この大鷲壁の内に呈した活闊の光景を思ひ淨

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