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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0224 Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1
仏教美術研究 : vol.1
Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1 / 224 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000287
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OCR読み取り結果

外例だけで〔甲第三巻二七五頁―涅槃關係〕甲第一巻二六六及び六〇〇頁参
照余く跡を絶つてゐる。要するに、犍陀羅流派は、忘多途逕犍陀羅太子であつ
たものが、釋迦牟尼佛となつたまでの縮傳を、殆んど排他的に浮彫で現はし
たのである。

中 世 派

こゝに於て、犍陀羅風の主想派が、マッラー Mathura や、ファラーヴティー
Amaravati 第三期のもの、及び恒河流域に傳播の跡を辿れるかを考へて見れば、
乙にも其歴史は繰返すまでもなが、こゝの目的に大切な内容を云つてお
く必要がある。已に犍陀羅後代の作品には、其の中心人物、即ち、菩薩或は
佛陀についての奇異な傾向に氣が附く。時には其の大さが周圍の人々の二倍に
なつてゐる位、他の者に比して割合を大きくしてゐる。〔バナレス附近之では、他
された菩多倒し、Gupta 式の板彫では、此の傾向が一層著しい、〔挿圖第五之ℓでは、他
の人物や背景を展倒し、中心人物が額形面に出来るだけの場所を塞いでゐる。

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