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0260 Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1
Études sur l'Art Bouddhique de l'Inde : vol.1 / Page 260 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000287
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易に二千年以上昔の巡禮や、其宿つた幽舎 Dharmaśālā や、その食物を求め、香
華などの供物や、半ば宗教的にする記念品を買つた小店の有様を思ひ浮べる
事になる。蓋し、牛は宗教的な、信仰の群でもあり、市でも巡禮のある所
には何處にも見るが、之は何れで、假令今日に於ても、記念として令世で給葉書を求
めるが、其昔にあつては、遙かに幼稚なもので満足せざるを得なかつたので
ある。中世紀の歐洲では、巡禮に使つた標章は、慨ね金屬を打抜いて作つた
のであつた。印度では、殊に陶土の小球に刻印を捺した極めて安置なものを
であつたので、今日でも、アフガニスタンから安南にかけて、大抵見受けるの
のである。然し、斯る記念品の寶買が、世界的であると共に極めて古いもの
であつて、要するに、人類の宗教的本能といふべきものに適はしい事は、思
ふに、何人も之を拒む譯にはゆくまい。此の點を取つて、佛敎彫刻の起原を
探り、その極めて不思議な矛盾と共に、其の極めて合理的で不變な特質のあ
る理由を求めようとするのであり、而も之が得られると信ずる。而して之を

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