シルクロードについて書いた人々

アルベルト・フォン・ル・コック

Albert von Le Coq

(1860-1930)

ドイツ

ル・コックは、ドイツの東洋学者として知られています。ドイツの葡萄酒商人の家に生まれ、アメリカ、イギリス留学中に医学などを学んだ後に、ドイツのベルリンに戻り、1900年からベルリン民族博物館で働きました。1904年以降グリュンヴェーデルが率いる中央アジア探検隊に加わり、トルファン探検に向かいます。アラビア、トルコ、ペルシア諸国などの言葉にたけていたル・コックは、探検中に見つけだされたトルコ語文書の解読などにも従事しました。以降、合計4回の探検をかさね、それまで未知の国であったトルキスタンの文化や、造形美術を世界に初めて紹介しました。1925年には民俗学博物館の館長となり、ひろく多くの人々に所蔵品を公開する事につとめました。




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