国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
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Stein, Marc Aurel (マーク・オーレル・スタイン) | |
1862 | |
1943 | |
ハンガリー・ブダペスト | |
考古学・言語学 | |
ハンガリー出身のイギリスの考古学者、探検家。ウィーンおよびチュービンゲンの大学に学んだ後、英国に留学し、オックスフォード大学で考古学を専攻。1887年に初めてインドに渡り、ラホールの東洋学校校長、パンジャーブ大学の記録事務官に就任する。この時、すでにギリシア語、ラテン語、フランス語、英語、サンスクリット語、ペルシア語の6ヶ国語を習得していた。1899年にカルカッタへ転任、マドラサ(回教学院)の院長となる。1900年の中央アジア探検を初めとして、計4度、中央アジア探検に赴いた。コータン(ホータン)近郊のダンダン・ウィリク、ニヤ、楼蘭など多くの遺跡の発掘調査を行い、その詳細な調査報告書を著した。1904年、イギリスに帰化。1907年と1914年に、敦煌で王道士から得た多量の古経典や書画を英国にもたらす。その業績は高く評価され、1910年、C.I.E.(インド帝国最下級勲爵士)に叙せられる。さらに1912年にはK.C.I.E.(インド帝国上級勲爵士)に叙せられ、Sirの称号を贈られた。 | |
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