ジョージ・アーネスト・モリソン
George Ernest Morrison
(1862-1920)
オーストリア
モリソンはオーストリアに生まれました。中国が義和団事件(1899〜1901年)や日露戦争(1904〜1905年)のさなかに、モリソンはロンドンタイムスの北京特派員として中国におもむきました。そしてジャーナリストとして活躍し、後に中華民国総統府顧問となりました。北京に居るあいだに集めた中国関連の書籍は24,000冊にのぼり、そのコレクションは量、質ともに非常に高い価値をもつことで世界に知られています。これらモリソンが集めた文書籍は1917年、日本の三菱合資会社の岩崎久彌氏の手にわたり、その後岩崎氏が設立した東洋文庫に保存されています。