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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0096 印度撮影帖 : vol.1
印度撮影帖 : vol.1
00 XI-6-C-1/V-1/0096#00 類似画像を検索

キャプション

[Photo] 第四拾圖 えろらー、かいらさ巖殿 第四十圖解説 えろらー(Elola)ハ、南印度ないざむ領内ノ小村ニシテ、有名ナルあうらんがーばーど窟殿ノ西北、約十三英里ニ在リ、此村ノ西半英里ニシテ一座ノ巖山アリイ、其西崖ニ沿ヒ、一英里許ニ三十四個ノ窟殿アリ、其南部十三殿ハ佛教ニ屬シ、中部十六殿ハ婆羅門教ニ屬シ、北部五殿ハ闍延教ニ屬セリ、佛教窟殿ハ最モ古代ニ屬スル者ニシテ、西洋紀元三百五十年ヨリ五百五十年ノ間ニ成ル、ゐ゛しゆわかるまん殿どーんたはーる殿、ちーんだはーる殿の三最モ有名ニシテ斧痕雄麗ナリ、婆羅門教十六窟ハ、佛教窟ニ次テ成リ、かいらさ巖殿ノ美ハ、天下ノ珍タリ、闍延教ノ窟殿ハ、婆羅門教窟殿ニ次デ成ル、小かいらさ巖殿じやがんなーとは、さばー窟殿ハ所謂かいらさ巖殿ニシテ、中央小殿ノ左壁ニ存スル七層ノ密刻ハ、有名ナル「まはーぶらた」及ビ「らーまやーな」ノ二大詩史ヲ鑿出シタル者ニシテ、依テ以テ闔堂ノ結構ヲ想像スルニ足ラム、

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doi: 10.20676/00000278
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