国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
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班固 (ハンコ) | |
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中国・扶風安陵(陝西省) | |
中国歴史 | |
中国後漢初期の歴史家。字は孟堅。彼の父班彪、弟班超、妹班昭らはいずれも学問で知られたが、高い地位にはつかなかった。班彪は、司馬遷の『史記』につづく歴史の編纂を志し、65編を編む。班固は父の修史の遺志を継ぐ。時に中傷を受けて投獄されたが、弟超の尽力で許され、かえって明帝から史官に任じられる。さらに詔を奉じて58年ごろから20余年を費やし、ほぼその業をおえる。和帝のときに匈奴征伐に従軍、事に連座して61歳で獄死する。班固が『漢書』の完成を見ずに死ぬと、妹班昭がその後をつぎ、この書を完成させた。 | |
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