国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
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Bergman, Folke (フォルケ・ベリマン) | |
1902 | |
1946 | |
スウェーデン | |
考古学 | |
スウェーデンの考古学者。ヘディン率いるスウェーデン西北科学考査団に参加し、ロプ・ノールの発見で有名な1934年のヘディンの探険に同行し、のちに小河墓遺跡と名づけられる楼蘭の古墓群を発見した。彼のもっとも大きな功績は、1930年から31年にわたって、エチナ(居延)地区において行った発掘調査で、カラホト(黒水城)周辺のボロツオンチ、破城子(ム・ドムベルジン)、タラリンジンの遺跡から、居延漢簡と呼ばれる大量の木簡など、漢代の遺物を発見した。考古学者としての将来を望まれながら夭逝したが、発掘資料の分類や分析はすでに彼の手によって終えられていたため、彼の資料はその後の研究に裨益するところとなった。 | |
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