国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
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2017年09月30日
2017年07月27日
本サイトに2つの重要な機能を付け加えました。
第一がIIIFによる高解像度画像閲覧機能です。IIIF (International Image Interoprability Framework)は画像公開(配信)で広く使われている規格であり、IIIFに準拠した画像配信サーバと画像閲覧ソフトウェアを用いることで、より簡単に高解像度画像を公開できるようになります。本サイトを2004年に開始して以来、これまではカラー画像の公開を900画素程度の低解像度画像に制限してきました。しかし世界で進む高解像度画像公開の潮流に合わせ、このたび本サイトでも数千画素程度の高解像度画像の公開を開始することになりました。高解像度化によって画像の細部が詳細に確認できるようになり、研究などへの利用が一層進展することが期待できます。また本サイトで用いるIIIF Curation Viewerはキュレーションなどの新しい機能を備えており、これらを活用した新しい研究も今後は展開していく計画です。なお、IIIF利活用の広がりについては、第4回CODHセミナー デジタルアーカイブにおける画像公開の新しいトレンド~IIIFが拓く画像アクセスの標準化と高度化~をご覧下さい。
第二がDOIを用いた永続的な識別子の付与です。DOI (Digital Object Identifier)を用いることで、史料の所在を一意に特定して永続的なアクセスを支援できるだけでなく、識別子を様々な資料で共有することで引用の標準化や評価の可視化が進むことも期待できます。そこで本サイトは、NIIが運用するリポジトリシステムJAIRO Cloudの上に人文学研究データリポジトリを開設し、ここに134件の公開資料のメタデータを入力してDOIを取得することで、DOIを用いた永続的なアクセスを支援する仕組みを整えました。なお、人文学データに対するDOIのインパクトと課題については、第3回CODHセミナー 人文学でのDOI活用 〜研究データや所蔵品など研究資源へのDOI付与〜をご覧下さい。
このようなIIIFとDOIを活用した画像公開という仕組みは、今後の人文学研究アーカイブの標準的な仕組みになると考えています。今後はこの仕組みを、他のデジタルアーカイブにも普及させていく計画です。
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