現地における写真撮影や文献・調査報告データに基づき、文化遺産のアーカイブと再現を目指します。特に対象とする地域は、アフガニスタン・バーミヤンの複合文化遺産、例えばタリバンによって破壊されたバーミヤンの大仏などのバーミヤン地域の文化遺産です。
シルクロードの街道沿いに点在するキャラバンサライ(隊商宿)は、文化交流の足跡を調べる際には重要な役割を果たします。このキャラバンサライに焦点を合わせたシルクロード研究を進めます。
敦煌の洞窟やその内部の壁画などは貴重な文化遺産ですが、そのような壊れやすい文化遺産を保存し広く公開するには、デジタルアーカイブ技術の利用が重要な課題です。このようなデジタル技術の利用に関する研究を進めます。
デジタル文化遺産から情報を抽出しそれを管理するために必要となる情報技術に関する研究を進めます。