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目次CONTENTS

1.総論 【柘植元一】

1-1
「シルクロードの音楽」とはなにか
1-2
シルクロード各地域の音楽文化
1-3
シルクロード音楽の全体像

2.古代メソポタミアからササン朝ペルシアに至る音楽文化 【柘植元一】

2-1
メソポタミア
 2-1-1
シュメール
 2-1-2
アッシリア
2-2
古代イラン
 2-2-1
エラム
 2-2-2
アケメネス朝ペルシア
 2-2-3
バクトリア
 2-2-4
アルサケス朝パルティア
2-3
ササン朝ペルシア
2-4
ササン朝ペルシアの楽器の東漸

3.古代インドの音楽と楽器 【岡田恵美】

3-1
古代インド文明とヴェーダの詠唱
3-2
仏教彫刻にみるインド古代王朝時代の楽器
3-3
クシャーナ朝からガンダーラ地方や西域への仏教文化の伝播
3-4
古代インドの演劇理論書『ナーティヤ・シャーストラ』
3-5
古代楽器の復元へ

4.胡楽の時代:隋・唐の宮廷における西域音楽 【植村幸生】

4-1
胡楽を伝えた人々
4-2
胡楽がもたらした音楽理論
4-3
唐代の十部伎

5.日本と朝鮮に及んだシルクロード音楽文化 【植村幸生】

5-1
「音の正倉院」としての日本雅楽
5-2
正倉院の楽器:五絃琵琶と箜篌
5-3
古代朝鮮の音楽・芸能とシルクロード

6.南アジアの宗教音楽:ヒンドゥーとスーフィズム
      【丸山洋司、サワン・ジョシ、アブドゥル・ラーマン】

6-1
南アジアにおけるヒンドゥーとスーフィー
6-2
ヒンドゥー教とは
6-3
ヒンドゥー教徒と音楽
6-4
スーフィズムとは
6-5
スーフィーと音楽

7.イスラーム全盛期の西アジアおよび中央アジアの音楽 【柘植元一】

7-1
イスラーム初期のアラブ音楽
7-2
イスラーム後期:オスマン・トルコの音楽
7-3
イスラーム後期:イランと中央アジア

8.ウイグル音楽の歴史と現在:十二ムカームを中心に
           【アブドセミ・アブドラハマン】

8-1
ウイグルの民間歌曲
8-2
ウイグルムカームの地域性
 8-2-1
ドーラン・ムカーム
 8-2-2
トルファン・ムカーム
 8-2-3
クムル・ムカーム
 8-2-4
イリ・ムカーム
8-3
ウイグルの「十二ムカーム」について

9.中央アジア遊牧民族の音楽と語りの伝統:クルグズ
           【ウメトバエワ・カリマン】

9-1
クルグズという国
9-2
クルグズの伝説
9-3
クルグズ音楽とその楽器
 9-3-1
コムズ
 9-3-2
クル・クヤク
 9-3-3
口琴

10.中央アジア遊牧民族の音楽と語りの伝統:トルクメニスタン 【瀧知也】

10-1
東西文化の交差した地域
10-2
トルクメンの音楽
 10-2-1
勇敢さ、憂い、恋を歌い継ぐ吟遊詩人
 10-2-2
饒舌な葦笛
10-3
新生トルクメニスタンの音楽事情

11.近代西アジアの音楽とヨーロッパ音楽との交渉:トルコを中心に
           【濱崎友絵】

11-1
オスマン帝国のイェニチェリ軍団とその軍楽隊メヘテル
11-2
メヘテルのヨーロッパ軍楽への影響
11-3
ヨーロッパにおける「トルコ風(アッラ・トゥルカ)」の流行
11-4
トルコにおけるメヘテルの現在

12. 環地中海の音楽文化とシルクロード:古代ギリシアとローマ【金光真理子】

12-1
古代ギリシア・ローマとシルクロード
12-2
古代ギリシアのアウロス
12-3
アウロスの二つの特徴
12-4
アウロスの系譜

13.環地中海の音楽文化とシルクロード: 近代ギリシアとオスマン・トルコ
           【佐藤文香】

13-1
ラウートとウーティ
13-2
近代ギリシアの歩みとウティ
13-3
ウティの見直し

14.環地中海の音楽文化とシルクロード:イタリアとオスマン・トルコ
           【金光真理子】

14-1
イタリアにおける「トルコ風」音楽:G.ロッシーニの例
14-2
アルバニア系イタリア人の音楽
14-3
バグパイプとクリスマス

15.環地中海の音楽文化とシルクロード:セファルド系ユダヤ人音楽家の活動
           【三代真理子】

15-1
セファルド系ユダヤ人
15-2
セファルド系ユダヤ人の音楽
15-3
声楽
15-4
楽器

16.シルクロード探検史に見る音楽資料 【柘植元一】

16-1
楽器の残欠・舞譜
16-2
壁画
16-3
舎利容器・衆人奏楽図
16-4
敦煌琵琶譜
16-5
シュメールのリラとハープ
16-6
西北科学考査団報告書『モンゴルの音楽』

17.ワールドミュージックとしての新しい「シルクロード音楽」の創出
           【柘植元一】

17-1
オリエンタリズムとワールドミュージック
17-2
ワールドミュージックとしてのシルクロード音楽
17-3
「新シルクロード」の音楽

目次 

  1. 総論
  2. 古代メソポタミアからササン朝ペルシアに至る音楽文化
  3. 古代インドの音楽と楽器
  4. 胡楽の時代:隋・唐の宮廷における西域音楽
  5. 日本と朝鮮に及んだシルクロード音楽文化
  6. 南アジアの宗教音楽:ヒンドゥーとスーフィズム
  7. イスラーム全盛期の西アジアおよび中央アジアの音楽
  8. ウイグル音楽の歴史と現在:十二ムカームを中心に
  9. 中央アジア遊牧民族の音楽と語りの伝統:クルグズ
  10. 中央アジア遊牧民族の音楽と語りの伝統:トルクメニスタン
  11. 近代西アジアの音楽とヨーロッパ音楽との交渉:トルコを中心に
  12. 環地中海の音楽文化とシルクロード:古代ギリシアとローマ
  13. 環地中海の音楽文化とシルクロード: 近代ギリシアとオスマン・トルコ
  14. 環地中海の音楽文化とシルクロード:イタリアとオスマン・トルコ
  15. 環地中海の音楽文化とシルクロード:セファルド系ユダヤ人音楽家の活動
  16. シルクロード探検史に見る音楽資料
  17. ワールドミュージックとしての新しい「シルクロード音楽」の創出

執筆者一覧  

  • 柘植元一
  • 植村幸生
  • 濱崎友絵
  • 岡田恵美
  • 丸山洋司
  • サワン・ジョシ
  • アブドゥール・ラーマン 
  • 阿不都賽米・阿不都熱合曼(アブドセミ アブドラフマン)
  • ウメトバエワ・カリマン
  • 瀧 知也
  • 金光真理子
  • 佐藤文香
  • 三代真理子

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