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0121 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 121 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000279
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瑯一一大河畔の有利なろを観て、遂に此盧に軸居したb。
哈薩克は武^の水上に活勤しゎ」ろと同時に、叉陸上にも活動を試み.厘【 『z “フ〟フ』
族を征服して、〕畔は之れに縄具税(毎戸栗鼠】頭)を課するに至りたb。 濃m畔露國は
他方に強敵多か~し矯め、巧みに哈薩克の軟〉心をm具ひし程なれば、彼等小ノしも}他の
制御を鱗スけず{如然一自由國を作りて、廣大なろ原野」に放浪し、而も残忍殺伐の氣風
を離家古八より習ひ、且っ之と丘〈を交ヘ て、武^か丘〈機謀略を學び逑に慄惇なろ騎兵隊
〟伍組織するに至れb、既にして露國の勃興すろゃ共征服する所と駕b、爾來露國の
先謳'となb縄c荒漠幾千里の卒野に展開して、他の遊牧せろ種族を逐撰し`或は土着

的八民の移住を助け、或は歯奔未知の邁路を拓〟g、以て露國の〟征服を容易ならしめ
托るの功實に偉なbとす。 〝

彼等はド ン、ゥ ォ 〝ガの繍河畔に移bてよゎ西伯`利の大河及黒龍江、ゲ スバ太卒洋

の縄mm床に至るまで、懇〈之を共の勢力範園内に牧め濾り。 彼等は海に於ては海賊
として現はれ、陸に於〝ムは游牧人種の頭目とし〝〕」起+っ、且っ慄惇なる騎丘〈',」して、土
地の探瞼と侵略とに従事したb。