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0126 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 126 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000279
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地離離之部 九。
ッ ト」西藏族等の如きは、皆純然たる離《古種〝」縄罵すろも、ヒ マ -フャ山脈を南に越ゆれ

ば丶「ヵシ 〟、`ャ」、印度族、葱嶺の西面には「〟ハ タ ク シ ャン」、阿唐m汗族等の、皆「ァ ソ ャ ン」種に扈
すろちのなるを見る 〟ヘ し。 而して現吠此の椰〈混血を許〝〟 〉ろ地形に在Dては
發生當時に於けろ太古の胱況〟乞推想するに、離離古種は葱嶺の東面に`「ァ ソャ y」種は
武^西面に審殖し、敷千年の久しき'此含向嶺に遮断せられ、相互の』父邁なかbし,}とを
推断し得ぺきな.9。 而し〝L此間雨大人種は各個各別に共發達を逑げしものゝ如
し。 , .
縄領の束北面〝離る`離離古種の 一 部は`新疆の和聞附近に藪世土着し、此^後束.万に芙土
ル〕寛めっ ゝ、黄河、揚子江の流域を下り””-束縄離土着'し、人ロの繁術〟文朋の發達を致せ
b。 ョ疋れ即ち漢族}〟はb。 叉 一 部、北して大犬辟』を過薯」、天山を越)K、更に束して内外
離離古一帯の沙"漠中に水草を逐ふ〝L遊牧せる老は'風土の關係上、依然太古の-肬態繍乞

睨する能はざろ〟なb。 ョ疋を離離古族と籍す。 葦^内尚ほ束進せる者は'各地に土着')'

縫靱族と蟻`り〟満族と簿ゎ、韓族と駕れb。 而して發生地に近き西藏八及「'ハ ァ 〝ト」
「ボ ット」族の如きは、古來地形に制せられて遷徒せず、故に他種族と混血せずして原