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0236 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 236 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000279
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地誌之部 〟 一九{ハ

ず、國境の税關に巌命して]“一」繍桑を出す'】と〟邂林mせり。 後ち和聞の頷主.婚を漢土に
求め、共の女を迎ふろに及んで、使者に命じ'國王に告げしめて曰〈、此の地方'女の錦
めに`萱桑布帛の衣服を製すベきものなしと。 女之を聞き、{鐵かに富卵及桑種杉」取
て、帆子中に隠し、以て關{寸の監寮を兎るゝを得、邂}」和聞に養賀を傳ヘ沈bと。 爾
來同附近の地方に傳播し、桑樹と此^に養當の業旺盛と篇b、而し繍』養蹟には〟屋内童
と野富との一一種ぁるも'共の産額は未〟だ多しと軸關ふベ からず。

韓樹の栽 桑樹の栽培 桑樹は、南路各地方に生せさろ所なく、就中和聞〟葉爾差・曙什晴""縄”
の地方に多しとす。 されど、何れも天然野生の儘にし《c、人欝を以”,」能く栽培する
もの甚だ少し。 ムォ後大に養童業の槽張を圃らんとせば、第一 著に桑の栽培を漿励
せざろぺ からず。 欝兒の嗣育は、最も給桑の邂揮に待っは勿論'離『良なる桑葉は桑
樹の種類と栽培法に依るや大なb。 故に桑樹の壇殖栽培を奨瞰するには〟老練な
る技師を用ひて、先當業者に共の方法を傳習せしむろを要す。

四 農業の改良と漉張

』 新疆の農産物は、既に能く共の土地氣候に適し'叉厩に河水灌漑に便な鱗。 土地