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0357 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 357 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000279
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遠からずしャ丶露國の膝下に秤脆するに至るの日ぁろぺきは、焼々火を観るよbも
朋なb,。 況んゃ露國}か鏡縄忘共の〉心血を傾注して、共の勢力扶植の策を講じっ ゝ在
るに於てをや。 惜い哉清國未だ悟ゝ』ず`姜然長夜の昏睡中に在ろ-)と。

吏に輻じて西南の境土を望めぱ、』昆掃山脈を隔”Lゝ繍央領印度ぁb。 繍央國が印度
を根旗として、{吊に露國の中央亞細亞經給に獨抗し來れろは、一朝一夕の事に〟非ら
ず。 由來巳密爾髙原は、祠機の伏在するの地、而忍新疆と相接壌すろが故に、露國が
揖を新疆に染めんと欲すれば、英國豊に獣して巳むベけんゃ。 形勢の眞化は、}死と

意外の邉ょb与縄輔し來る・】と有ぅ。 現Aォ未濾危機の切迫せるもの有る'ぱ見ずと

雌も、巴{嬲爾問題勿離然'として起らば、新疆ろ亦其の渦中に投入せらる ゝ無彗を保す
ぺ から争。 清國人沈ろ者{且しく未だ雨ふらざろに騙戸〝邂綱經するを要すると共
に`我國經世の士、亦多大の注縄息を沸はずして可なら一んゃ。
由來南北支那{〟盟して、講究研鑽するの士勘からざるも'新縄]"〝に就て一一“一m及するの

八甚だ稀なろに似たb。 是れ吾人の切に遺滅とする所にして、識者の 一 考を煩は
さ ゃ るを得ず。 夫れ新疆の地〟たろ、我國と相距る ー」と轍千里の遠量に僻在し-我國

第十一一一章 新疆肪感