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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0047 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 47 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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游圃聖湖(一名漸棘騰津爾)に濫す。 河幅は卒均一一百尺乃至一一]百尺なるち、噂喇沙爾
渡揚は約 一 千尺に及ベb}。 河身湊きは一一一'四尺とし`河中魚類多く、撥刺波間に躍ろ
然れども茸^の流域に住む離家古入、回部八は韮^に魚類〟乞〈典せざるに因b魚撲するは
ロ〈僅に支那本部よb移住せし小ノ数漠八のみなb。
一一一流水源の河谷は、一 般に{縄離原〟丞成形レ、良好の牧草生ひ茂Dて・咀謝扈煙族の遊牧
場たb。 】一】川相Aロ 一 し《L後の開都河浩m犀は、漸(廣漠蛇縄邉の大卒原地'而き曙喇沙
爾地方に至ぅ〟Lは、大小溝渠、縦横に錯綜し、河水灌漑の利便甚大なろに因b、随虚耕
地多く)水田火田の間、一 望千里、眼界轄沈快潤を豊ゅ。
一たび曲榴卿游圃型 湖に注家」たる開都河は、再び此^の西南ょ〝」流出し、濁流憂じ
ヵ澄流と駕b。 直に西して岬』卿陣朧山を貫き、吏に南下庫諏靱“牽過寒」、束南に屈折
して塔里木河に入ろ。 下流部は幅五十尺乃至七十尺、水深十尺乃至十四尺衛ほ之
ょb深き虚ぁbとぃふ。
共の帆』爾阿満山に入ろゃ、山問一一一里)狭溢なる峡谷を成し、此の峡中を流ろゝ水は

爾岸に乱立する怪石奇縄右に縄嬲れ、或は旋流渦を生じ、或は飛沫離務を起し、流勢〝繍繍疾、鐘
第}章 地軌ヵ 】一一一