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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0157 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 157 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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第八節 '葬 儀

葬喪の形式に就ては、新疆の各種族並^に、敢〝L甚だしき里^漑なきが如し〝
縞頭回の死せし時は、親族及び近憐の男女相集b、皆白布の嶋を冠し〟大葺を發L
て働突す。 屍禮は能く水にて洗源し、美服を着けしめ、敢て棺柳に入れず。 唯甘布
を以”L之を橿ひ、讀經の後、墓所に埋葬す。 墓所は{〝向地を揮び、或は土を盛h}、或は石
を墨みて碑を建て、或は墓碑の周圃に土塀を築〈等、一 般に死者の墓碑に出資を惜
まず。 屍禮を埋葬すれば、家に阿渾を招きて繍腱經し、死者の遺物を』氷人に奔ちて〔旦^

一鵬を祇ろ。 死後第四十日に弔祭を〝付ふ、此博、離邑者は離肌馬會を催〟す,}とゐbとぃ
ぶ。

嬲離古族即ち喇噺教徒の葬式は、大に回部と共の趣を異にせb。 即ち死體を革袋
に牧め、喇呪僧を招きて繍縄唄經,)家族は死者の周團に坐て號突す。 此の如きちの轍
日始て之を葬る。 共の法式に、天葬、地葬、水葬'の一一一ぁb。 天葬は、死_離掘蓼}^』中に懸け
鳥に啄ましめ、地葬は地に委縄して、犬に喰はしめ、水葬は河中に投ぃ)て、魚族に飽_かし