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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0192 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 192 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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OCR読み取り結果

「ハ一一フ」

團體とヾ
繭メ少}



地^諸 之 部 一〔五一】

彼を尊敬するの除b繍斯は樺しセるものにて、後世割と輔誰するに至bし
と 一式一ふ。

誉幼にしく甫親を喪ひ`親戚罫家の家長たろ勤の
手に養はる。 共の家赤貧洗ふが如し。 誹は、何等組織的の赦育を離スけし
に非eっず、幼よb唯ゝ荒野に出で、牧羊の業に従ヘb。 されど彼は、並^問`廣漠允る天然
の風光に接,し、自然の散化を戚離ェし`加之當時亞刺比亞には、野蜃の風俗を以て充た
されたろにも似ず、毎年}一 箇月問`山林に隠逅すろ風嬲』〝のりて、誹は九歳の
時よ夢、此の國習を踏襲し、毎年九月を以て、メ ッヵの〟近傍へ ェ一フ山中に繍洲坐し-純潔
なろ天然と親み、沈甲』冥想〟直に{チ{由の棘離離に接脇すろを得たb。

叉彼は十四繍威〟ょb商隊の群に入b厘【シジぇ、郢等に旅〝林し}て、異境の風
俗に縄嬲れ、多,ゝの風習に接し、且っ猶太教、基督教の田縄想に親炙すろに至れb。 當時
亞刺比亞國内にろ、既に猶太敷、基督教の侵入せる有'9しが、並^の大部は依然たる`偶
像崖m辞なbしなb。

然るに當時亞刺比亞國内には`「^ 一一 フ」と稀する、稍、進歩せる 一 種.の團禮ぁ憂。 「〝』