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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0064 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 64 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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熾海中の
沙島

地離離之部

“一一〇
厩に沼澤ゐb河流ぁbて、植物を生育すろ誠土帯を過ぐれば、遠からずして耕地
を有する住民.地 ヘ 到達すベし、此の住民地を名けて沙島込曰ふ。
四 沙鳥ぁb以て旅{付す〝ベし
尤辟』之れを聯瀞…}構するょb推せ縄ば、住民地に沙島の名を命ずるの適縄畠なる孕}
畳ゆ。 一望際なき大沙漠に沙丘の凱立するは、恰も洋中に互浪の起伏すろが如〈

.-共の問紅柳疎々としすて阜上に藝〟ち、蘆離掘韓々と,)て水邉に茂生し、耕地には五穀の

沙島の實

實る有b、牧場には牲ロの遊ぶ・有b`泥士を塗れる民家散在して'宛然沙海中の島峨^
を成すちの`即ち沙一島なb【」す.。 若し夫れ沙漠を旅〝仔する者〟数日問、寂寛荒涼、満目
砂に非ざれば礫、一 標の風物”」鮑きたろの際、會ゝ繍繍]*一蒼たる沙島を發見したる畔は、海
洋を航L來b〝L港灣を靱嬲めたる快戚欣縄繍繍と何ぞ揮ぶ{朋ぁらんゃ。

此の如き快戚〝鱗」以て辿へたる沙島の實肬は.果して如何。 到b.見れば`多〈は丁

零禍落の寒部落に過ぎ」ずして、曾て{伍舎の旅情を慰む_ぺきもの虻繍く、叉美床のロ腹,

に適するもの有らず。 否糧株と離も之れを購m貝す,る・」L'《9ら能はざる庭多〈塵
に飢渇を凌壌}休養を取り、以て 一 夜の客夢を結ぴ得るに過ぢ」》dるなb。 然ろに満