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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0052 伊犂紀行 : vol.1
伊犂紀行 : vol.1
伊犂紀行 : vol.1 / 52 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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日繍馴之部 { ー 一〇

何となれぱョ疋等の器具を携ふるときは、濫bに之を使用し、且っ抵抗を試みんと
《9るの〈ふを生じ易灯、篇めに却って不盧の縄火牽nを招〈など"並^の例に『こLか、ーりず。
若し之れ蛙繍んば、勢ひ抵抗すぺきの《縄を絶』b、並^の始めよb、百方身を至,っするの策
を講ずろの外なきが故に〟{』』}ろ危圭縄を縄兎ろゝに庶からんかとm縄惟し材ればなb。
寂莫掘縄入の境を践渉し'猛虎月に吼ゆろの地〝乞邁るに、一 の護'身用且^を携へざる繍」
と、或は離縄諜と一評する人邉有らん。 幸に予は至族〝杆中'一 たび餓狼の群を見し,」と
有bし遵、逑に虎には離縄邁せし`〟と離縄かbき。 聞'丶猛獣に離縄邁せし刹那は、恰ち見
ざる如〈に装ひ`卒然』別途に進〝ぴを邂難のョ取良法'とす。 然るを若し縄嗜巡注祀せば
彼れは却ィ」己を圃ろと信じ.先んじて人離〕虫nするに至ろ,c〝 又聞〈虎豹の毛は極
めて燃撓し易ければ火を怖るゝョ琥も甚しと。 予は此一一一}ロを信じ、〈ォ回族{付の途究、蘆
離牽叢生すろ繍m澤地、愉樹繁嬲瘍すぉ`木林林縄俯ぁ縄邁過する疇、怪し〝〟物-離a`訪し〟」形影を見
聞する〝抵に離mに細)心此の要領を服暦實施せり。 叉縄旨“ム白頭山腹を横断し.一丑満、鴨
綜の水源地を践渉したろ際の如ゝ〝は、殊に虎豹の類多しと聞き、露鱗呂には徹膂筆火
を熾にし、ヰ^傍に{女臥して何事なきを得たり。