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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0251 伊犂紀行 : vol.1
伊犂紀行 : vol.1
伊犂紀行 : vol.1 / 251 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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此の地は曹と吐騙扈特族の牧場た駄しが、土地廣潤"西北直に露領に連b、北睡緊
要の地なろを以て`乾隆一一十年(杆批輔五)清國の版圓に震してより、束方一一十“一里'頷
救河の右岸に 一 城を築〝」`人民の移住に勉めしが、後`更に〟鱗m地を相してョ疋に移b、名
〟っけ“〟」塔爾巴哈縄量と】去ヘb。 土地離掘橈卒地は河水暢流して耕転に{且〈、山野は禽
獣多〈棲み《L猟狩すぺし。 惟地僻隅に在るが故に`哈薩克の游牧に任せ'土着農を
業とすろ者甚〟」小ノ^はし。 氣候は冬“夏の一一季と一去ふを得〟へく、春秋なきに非ざろも
甚だ短し。 夏季は繍嬲蛇-白蠅彩しく、往々八宙離〟乞離“し`久“季は祀悪〝杆人を絶っに至る。

塔爾巴哈壷は新疆・ょb露都に到る正路にして'此地ょち鱗離{平に系L郢
靴に至b、丑^nより汽船にて額爾齊斯河を下航し・到に着,縄)鐵路直に露都
に至ろ ベし。

予は日戦役が'斯ろ偏僻の地に迄、如何なる嬲離響を與ヘしかに就〟〟・一 {一一一ロせざるを
得ず。 實に己れの歳を知らす、略を歩みて遠近を知らざろ哈薩克.固よb世界の何
老沈ろを知らざる彼游牧民も、獨b日露戦箏を知らざろ老一八もな,かbし 一 事は、
實に意外,'」すろ所なb。 衛ほ吏に意外なbしは、露國入の戚情…す。 予椎ふ、露國

第五章 新疆省の 旋行